2022年06月29日
近年増加をしている故人との別れの形式
昔は葬儀というと規模の大きなものが圧倒的に多くて、故人と直接関わり合いのない人も参列をすることが一般的でした。遺族との関係性を重視していて、顔も知らない人のために時間を割く、ということも求められていました。
近所に住んでいる人であればまだしも、遺族の仕事関係の人も参列をするのが常識とされていたことありました。しかしそうなってくると義理での参列となってしまいますし、故人との関わりがないのでお悔やみの気持ちを持たないまま、義務としての参列になってしまいます。
実はそういう考えが故人に対して最も失礼なことにつながります。だからこそ、近親者のみの参列で執り行う家族葬が増えてきています。家族葬であれば近親者のみとなってくるので、故人と顔見知りですし、逝去を悲しんでくれる人が集まって見送ることになります。
心のこもった見送りを行なうことができます。費用に関しても家族葬のほうが規模も縮小出来るので、出費を抑えることができます。しかし費用のことだけではなく、やはり心のこもったお別れを行ないたいということが大事になってきますし、そのほうが故人にとってもよい見送りになってくる、ということになるので近年では増加傾向にあります。