2021年05月29日
葬儀の供花はマナーを守って贈りましょう
葬儀の供花を贈るときは、事前にマナーを頭に入れておく必要があります。まず大切なのは、手配する前に遺族に供花を贈っていいかを確認することです。遺族の中には香典だけではなく、供花も辞退している場合があるため、勝手に手配してしまうと遺族に負担をかけてしまう可能性があるからです。
遺族の意思を確認し、了承を得てから供花の手配を行いましょう。供花を選ぶときは、白をベースに選ぶと失敗することがありません。白い花を基本にして、故人が好んでいた花を知っている場合は上手に組み合わせて手配すると故人も喜んでくれるでしょう。
また、宗派によって選ぶお花に違いがあることも知っておきたいポイントの一つです。仏式なら白百合や白菊、胡蝶蘭など、白いお花をベースに選び、そこに黄色い菊など淡い色の花を添えてみましょう。また、神式も白い菊など、白の花をベースに淡い色味の花を添えて用意するとマナーに反することはありません。
キリスト教はカーネーションやバラなどでアレンジすることが多いと言われています。ちなみに、葬儀の供花は葬儀を担当する業者が祭壇に飾ります。そのため、贈った供花で祭壇のバランスを崩してしまわないように、供花を手配する前に担当の葬儀業者に連絡を取り、どのようなお花を用意すればいいか確認しておくと迷惑をかけたり、贈ったお花が浮いてしまう心配がありません。