2021年05月13日
葬儀の服装にも守らなければいけないマナーがある
葬儀の服装の基本はブラックフォーマルです。ただ、夏は暑いため、どのような服装で参列するのが適しているのかわからなくなることも少なくありません。まず、男性はブラックフォーマルに白いワイシャツを合わせます。
夏だからといってクールビズはマナーに反することになりますので、長袖の白いワイシャツを着用し、必ずスーツのジャケットを着用します。もちろん、移動の際はジャケットを脱いでいても構いませんが、斎場に着いたらすぐにジャケットを着用することが重要です。
また、女性もブラックフォーマルが基本です。フォーマルなデザインであれば中に着用するブラウスやワンピースは半袖でもよいですが、必ずジャケットを羽織って肌を露出しないように気をつけましょう。さらに、ワンピースやスカートの丈は、膝下丈の短すぎないものを選ぶとマナーに反することがありません。
ちなみに、現在は夏でも快適に着用できる素材を使ったブラックフォーマルも販売されています。近年は真夏日になることが多いため、いざというときのために夏用のブラックフォーマルを買い揃えておくと安心です。もしも夏の葬儀のためだけにもう一着ブラックフォーマルを購入することに抵抗があるなら、喪服のレンタルサービスを利用するのも一つの方法です。喪服のレンタルサービスを行う業者は、暑い日も快適に参列できるブラックフォーマルも用意していますので、頭に入れておくとよいでしょう。