2021年05月02日

知っておきたいお通夜、告別式への参列の流れ

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職場の同僚の家族や親せき、居住地域のご近所の方等のお通夜や告別式に参列する機会があります。実際にお通夜や告別式は、そう何度も経験するようなものではないため、いざ、出向くといろいろと迷うことが多いのではないでしょうか。

そのため、葬儀の参列の流れを一度、把握することで、慌てることがなく安心して参列することができます。お通夜や告別式に出向くと、まず受付があります。この受付で、窓口を分けている場合があり、自分の関係の列を間違えないように並ぶこととなります。

この段階で、ふくさに包んだ香典をあらかじめ出して、香典袋をむき出しにして持つのはマナー違反となります。なので、受付の順番が自分の番になっときに、ふくさから香典袋をだして、両手で受付係に手渡す際に、「この度はご愁傷様です」といった、お悔やみを述べて、芳名帳に記帳することになります。

ちなみに、お通夜、告別式共に参列して香典を既に渡している場合や、お通夜の際に香典の用意が間に合わなかった場合などでは、記帳するだけでも構わないとのことです。これは、受付ではあくまで参列したことを残すことが目的であるためです。なので、香典のことについて、受付係に簡単に告別式に渡すなど言づけると良いでしょう。また、自身に面識がなく代理で参列する場合でも良いとのことです。特に会社関係の場合、代理で参列する際には名刺を渡し、その後、返礼品を受け取って、ご焼香の順番を待つことになります。一般的にお通夜、告別式が始まる10分前には、受付を済ませておくことが望ましいとされています。


貴嶺がわかりやすく解説する葬儀業者指南所日記
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