2021年04月26日
香典返しのマナーを知っておこう
香典をいただいたら、香典返しを贈るのが喪主としてのマナーです。ただ、実際に喪主になると、どのようなもの選んで、いつ贈ればいいのかわからないことが多いと言われています。香典返しの基本は、いただいた香典の半額から三分の一ほどの品物を贈ることです。
近年は当日返しといって、葬儀の日に参列者に会葬御礼と共に手渡すケースも増えていますが、その場合、いただいた香典の金額と用意している品物の金額が釣り合わないことがあります。高額の香典をいただいた場合は、当日返しを行ったら、後日あらためて香典の金額に見合う品物を贈ることでマナー違反になりません。
ただし、親族から高額の香典をいただいた場合は、半額から三分の一の品物を贈らなくてもマナーに反することはないと言われています。四分の一ほどの金額の品物に丁寧な挨拶状を添えて贈り、感謝の気持ちを十分に伝えるとよいでしょう。
ちなみに、香典返しを贈るタイミングは、忌明けから一か月以内が一般的です。どうしても品物をゆっくり選ぶ時間がない場合は、カタログギフトを選ぶのも一つの方法です。カタログギフトはギフト専門店やオンラインショップで購入できますし、挨拶状と一緒に贈りたい相手に配送してくれるので便利です。