2021年03月19日
スタッフに必要になる心得がある
大切な人を送り出すことになるのが遺族です。お葬式を希望通りのカタチにするために葬祭ディレクターをはじめ、葬儀社が試行錯誤して思いを詰め込んだプランニングをしてくれます。優良業者となるには、葬儀業界に長く務めているだけでは足りないでしょう。
経営方針によっては、遺族の要望に応えられないケースもあるといいます。ジレンマを訴える葬祭ディレクターも少なからずいるといいます。ですから、喪主をはじめ、お葬式を考える場合には経営理念をチェックするようにしましょう。
大切なセレモニーとなるため、依頼者の立場になれるのか、何よりも会社目線ではなく、1人の人間として考えてくれることがポイントになるでしょう。喪主や遺族にとっては、最愛の人との別れになります。だからこそ、自分の家族を送り出すように奉仕してくれるのか、経営理念にはそうした内容が含まれているのが理想です。
葬祭ディレクターは、旅立ちの瞬間を幾度となく見てきたでしょう。何を使命と心得ているのかを質問してみるのもアリです。常に遺族の立場になって考えを述べてくれるのは、長年この業界で携わって得た答えではないでしょうか。ただ寄り添ったお葬式はどの葬儀社でもできることです。全体を統括し、臨機応変な対応に安心をプラスできることを意識しましょう。