2020年10月16日
葬祭ディレクターが考える最期のとき
何もしなくて大丈夫、葬祭ディレクターいわく、喪主以外の遺族の方々にはこうした声をかけるといいます。お葬式を執り行うまでに、遺族側からはごめんなさいという言葉をかけられることもあるのがこのサービス業のツラさではないでしょうか。
それでも葬儀社に任せることにより、滞りなく終わった後、おかげでゆっくりできたといった言葉をかけてもらえることが救いだといいます。喪主にとってはゆっくりする暇などがなく、後悔の声も少なくないようです。しかし、大切な人との最期の別れを滞りなくできたことに感謝する喪主の声が聞かれています。
このサービス業に関しては、故人が縁を与えたといった内容が的を射ているでしょう。ですから、葬祭ディレクターは、大切な人との最期の別れのひと時だけは喪主にもゆっくりとしたひと時を与えるといいます。その提案のひとつが家族葬です。
お手伝いも広範囲に渡りできることも魅力です。また、方親のみならず、両親を亡くしていれば、喪主として2回のお葬式を執り行うケースもあるでしょう。悲しみは2回目も何ら変わりはなく、経験があるからといって、後悔をしないワケでもありません。残念な思いを残さない、葬祭ディレクターの多くがこうした意志でお葬式を執り行っています。