2020年07月13日
お葬式をする場所はよく考えていると限られる
斎場とはお葬式を行う場所という意味になります。かつてのお葬式を行う場所は自宅がほとんどでしたが、今ではほとんどはどこかの葬儀会館が主流となっています。この場合葬儀会館を利用しようとすれば当然会場使用料というのが必要になります。
葬儀会館ではさらに民間葬儀業者が運営する建物と、火葬場に併設された公営の会館の2つに大きく区分けされます。このなかでインターネット上の口コミで人気があるのが火葬場に併設された公営の葬儀会館が増えています。
理由は火葬場と葬儀会館との移動を最小限にとどめられるからです。ただ全国すべての市町村のなかですべての火葬場に葬儀会館が併設されているとは限りません。地域次第では火葬場だけの単独運営で火葬場と葬儀会館を移動しなければならない場合も多々あることも理解しておかなければなりません。
お葬式を行う斎場が葬儀会館であった場合に注意するべきことは、遺体は葬儀社がドライアイスで保存管理してくれますが、通夜や告別式を行う部屋がいつでも空いているとは限りません。状況次第では他のご遺族が使用していて空いていない場合もあるので、そうなった場合は空いた日時まで辛抱強く何日でも待つ覚悟も要求されます。その点自宅だと空き枠の問題は解消されますが、反面自宅内のスペースや近所への配慮などが欠かせなくなります。