2018年11月28日
本通夜が行われるまでの一定期間が仮通夜のとき
親族が亡くなるとお通夜が行われるのは翌日が一般的、本通夜と言われるのが通常のお通夜のことです。でも仮通夜と言われる期間もあり、それは亡くなってたくさんの人が参列をしてくれる本通夜までの間のこと、この時にはいつも通り夜は消灯をすることなく、お線香をずっと夜も灯すことになります。
これは昔からの風習で語り継がれているものであり、古くから続くことです。ただ時代は大きく移り変わりを遂げていますので、自宅でお葬式を出すこともめっきり少なくなりました。地方の田舎などではまだまだ自宅でのお葬式があるとしても、都心に行けば行くほどその傾向は低く、誰か亡くなればお通夜も告別式もすべて葬儀場というケースがほとんどです。
仮通夜に関しても昔よりかなり緩くなっていますので、そこまで仮通夜で一晩中明かりをともして誰か親族がずっと一緒でなければいけない、そんな雰囲気も今ではほとんどありません。大切な親族が亡くなり、お葬式が完全に終わるまで、遺族は大変忙しく慌ただしい時間を過ごすことになります。
多くの人に亡くなった連絡をしたり、お通夜やお葬式の連絡も、葬儀屋の手配もすべてする必要があるためです。プロのサポートを受けるにしても、疲れもマックスに達する時ですから、仮通夜で夜通しふらふらになって付き添うことに今ではこだわる必要もありません。