2018年10月07日
亡くなったら入る場所は、選択できます
一般的に亡くなってしまったなら、先祖代々受け継がれているお墓に入ることが普通でしたが、故郷を離れて暮らす人はそれを選択できないことがあります。また、子どもがいないことで墓じまいをしてしまうと、どうしてよいか分からない場合もあります。
現代では、共同墓地やお骨を預かってくれる施設もありますから、亡くなってからどうするかは故人の遺志で決めておくことは可能です。実際には、宗教観や親族の意向も考慮してどうするかが決まりますから、離婚や再婚を繰り返している場合や親類と疎遠になっている場合には、いろいろと配慮しておく必要があります。
人間はいつ亡くなるかは予測できませんし、仕事の都合で海外に行くこともありますから、実際には遺体を損傷なく移動できる保障はありません。理想としては子どもがおり、しっかりと家庭を守りお墓の管理もなされていることですが、現代社会では難しい場合もあります。
家族で定期的にしっかりと話しあったり、終活をしておきどうしたいのか意思表示をしておけば、故人の考えが尊重されるでしょう。その人の家庭環境に合ったお墓を準備して管理をすることで、先祖はいつでも穏やかに見守ってくれるかもしれません。