2018年08月11日

社葬とはどのような特徴を持つ葬儀なのか

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現代の日本の葬儀形式には様々なものがありますが、そのうちの1つに挙げられるものには社葬があります。個人がおこなう一般的な葬儀の場合には、葬儀を主催する喪主と費用を支払う施主が同一であることも少なくありません。

しかし社葬の場合は、会社が施主となるという点に違いがあります。会社が費用を出すこのタイプの葬儀は、その企業の発展に大きな貢献した人が亡くなった場合に行われることが多いようです。例えば創業者や経営者などがその人物に当てはまります。

場合によっては合同葬という形で、遺族と会社が合同で葬儀をすることもあります。費用をどのように負担するか、運営をどのようにするかは遺族と会社で話し合いの上で決めているのが特徴です。会社をあげての葬儀ともなると多くの参列者が訪れる規模の大きなものとなるため、準備にも日数がかかることが少なくありません。

そのため亡くなってからすぐのタイミングでまず密葬をおこない、その後あらためて社葬をするというケースも多くあります。このような葬儀はお別れ会の名で呼ばれることもあります。密葬とは亡くなった方の家族やごく少数の親しい人だけが参列して内々に行われる葬儀のことで、近所の方や仕事関係の方などは参列しないのが特徴です。


貴嶺がわかりやすく解説する葬儀業者指南所日記
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