2024年06月01日
新しい葬儀の形として注目を集めている家族葬
葬儀を執り行う際、どのような形の葬儀にするかはそれぞれの家庭で異なります。近年は葬儀の形も増えたため、故人や遺族が希望する形の葬儀を安心して執り行えるようになりました。特に今多くの人から選ばれている葬儀の形が家族葬です。
一般的な葬儀と大きく異なることは、まず参列者の数です。一般的な葬儀の場合は、遺族と親族、友人や知人のほか、故人の仕事関係の人など大人数が訪れて故人とのお別れをします。それに対し、家族葬は、遺族のほか、親しくしていた親族や生前故人と親しくしていた友人のみという少数で行います。
参列者が多い一般的な葬儀は、参列者への対応もどうしても増えてしまいます。家族を亡くした悲しみを抱え、精神的にも大きな負担になっているときに、参列者の対応はより精神的な負担に繋がってしまうことがあるでしょう。
でも、家族葬であれば、気心しれたごく親しい人しか参列しないため、気を遣うことも少なくなります。また、参列者への対応に追われる時間がない分、故人とのお別れの時間も十分にとることができるので、心を穏やかにして故人と過ごすことができます。他にも、一般的な葬儀と比べると規模が小さくなるため、その分、葬儀費用を抑えることができるなど、さまざまなメリットがあります。最近は、多くの葬儀業者でこの葬儀のプランが設けられているので、執り行いたいと思ったときは、葬儀業者に相談してみるとよいでしょう。